公園遊びで知った「子どもの体力差」に愕然…散歩は体力作りの基本

ゴールデンウィーク最終日に、ひさしぶりに近所の大きな公園に家族で遊びに出掛けました。その公園には大きなアスレチックや滑り台があって、近隣の自治体に住む親子にも人気で、いつも混み合ってます。

偶然にも保育園のお友達家族が二組来てました。その公園の遊具は保育園の遊具とはスケールが違います。その遊具で友達と一緒に遊べるとあって、もうね、子どもたちは大喜びです。きゃっきゃっと黄色い声が鳴り響きました。

その声が悲しい声に変わったのです。

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スリリングな遊具の常連 vs 娘

子どもたちが遊んでいる間は、ママさん連中は井戸端会議。居場所をなくした僕は、子どもたちの監視員です。

小さなアスレチック、小さな滑り台で遊んでいるうちは3人仲良く楽しそうに遊んでいました。

しかし、その公園の一番人気の遊具で遊びだしたときに事件が発生しました。

一番人気の遊具は、丘の上に乗り口が設置された全長50メートル以上の巨大滑り台です。乗り口に向かうためには丸太棒の急階段、急勾配の網登りをクリアする必要があります。

小さな子どもには、体力と腕力、脚力のすべてが試される、かなりの難所です。足を踏みはずそうものなら、大けがで済まないかもしれません。初めてその公園に来たときは、思わず絶句した記憶があります。汗。

僕たち夫婦は、この遊具のあまりのスリリングさに、この公園に遊びに行くの自然と避けていました。

しかし、お友達の二人は、スリリングな遊具の常連さんだったのです。

待ってぇの声…置いてけぼりの娘

大きな滑り台に乗ろう!と、はしゃぎながら登り口に向かう3人だったのですが、もうこの時に、娘の顔から笑顔が消えるカウントダウンが始まってました。

常連の二人は、丸太棒の急階段を平地の如く走るようにのぼり始めたのです。一方、娘はと言うと、急階段の恐怖心もありますが、一段一段ゆっくりとのぼってます。

先頭の二人は、どちらが先に滑り台に乗り込むかの競争状態に突入。網昇りも楽勝でクリアして、あっという間に滑り台の乗り口に到着してしまいました。その時、娘はようやく網昇りに入ったところでした。

「○○ちゃん、▲▲ちゃん、待ってぇ!」

「待ってぇ」

置いてけぼりの悲しそうな娘の声が、強烈に耳に残りました。

その後、娘も何とか大きな滑り台にたどり着きました。楽しみにしていた大きな滑り台だったのですが、「待ってぇ」「待ってぇ」と悲しそうな声を出しながら滑り降りてました。

滑り降りた先で常連の二人は待っててくれました。やっとの思いで再開して、ようやく笑顔を取り戻した娘でした。

しかし、笑顔もつかの間、すぐに2週目の競争が始まったのでした…

2週目の途中、滑り台にたどり着く前に、急勾配の丸太棒階段を逆戻りして、追いかけるのをやめました。

滑り台から降りてくる二人に向かって、白旗をあげてたのでした。

「二人とも早すぎて追いつけないよ。あっちで遊ぼぉ!」

その後、別の遊具で仲良し3人組は、きゃっきゃっと楽しく遊び始めたのでした。

体力差が広がった原因

体力には個人差があることは重々承知しているのですが、あまりの差に驚いたのも事実です。この差は何なのだろう?

やはり私たち夫婦の行動が原因だと思いました。思い当たる節が3つあります。

1つ目は「車で移動することが多い」

今回遊んだ公園にも車で行ったのですが、お友達の二人は、散歩も兼ねて30分かけて徒歩で来たそうです。保育園で散歩の時間が多いのは体力作りも兼ねているからだそうです。

2つ目は「外遊びの時間が減った」

寒いのが苦手な親です。今年の冬は、雪が少なく雪遊びしたいと娘が騒ぐこともなかったので、家遊びをして過ごすこと多かったです。

ヤマハ音楽教室に通い出してから、毎週日曜日はお稽古が割り当てられた分、週末の外遊びの時間はぐっと減りました。

3つ目は「過保護すぎた」

公園で遊ぶときは、どの遊具で遊ぶときも付きっきりでした。この遊具は危ないなと感じたら、自然とその遊具を避けるように誘導していたのだと思います。過保護すぎたため、娘のチャレンジの機会を奪っていたのだと思います。

子どもの体力を付けるための対策

公園で遊んだ夜は、珍しく夜泣きしました。寝言で「待ってぇ」と叫んでました。

そこで5歳になる娘の目標を「体力作り」としました。僕も便乗してダイエットです。(7月に人間ドックがあるので、何とか体重を絞りたい…)

5歳児の体力作りについて保育士さんにも相談したところ、体力には個人差があるが、この年代は散歩が一番だそうです。

そこで、散歩を軸として3つの行動を生活に取り入れることにしました。

  1. 夕食後、外が明るければ散歩にでかける
  2. 週末は公園で1時間遊ぶ
  3. 娘をもっと信用して過保護になりすぎない
  4. お友達との公園遊びの機会を作る

4番のお友達との公園遊びは、今回の件で大事だと思いました。親との公園遊びだけでは、得られない刺激があるからです。あの日以来、娘は公園で遊びたいと連呼するようになりました。

最後に

この記事を書いていて、一年前に書いた「[子どもの運動能力の差は、遊んだ回数に差]」という記事の存在を思い出しました。

一年前の誓いを全く実践できていませんでした。僕の不徳の致すところです。

今年こそ「さぁ公園に出掛けましょう」を実践します!

おしまい。

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