4歳児の料理のお手伝い、どこまでやってもらう?

うちには4歳の娘がいます。2歳半に頃から料理のお手伝いをしてくれます。どこまでお願いしても良いものか?と悩んでいた時期がありました。わが家の出した結論は、娘がやりたいと言った作業は、原則すべて手伝ってもらうです。

スポンサーリンク

4歳児のお料理は危険がいっぱい

これまでにお手伝いしてもらったのは、粉を混ぜる、ご飯を盛る、野菜を切る、フライパンで焼く、鍋に野菜を入れるといった作業です。

妻がいつも隣でサポートしながら、お手伝いしてもらっていますが、それでも油断はできません。危険がいっぱいです。

実は、全治二週間のやけどを負ったことがあります…

親がしっかりと見ていても、子どもは想像をはるかに超える行動を取ります。

3歳になる2カ月前くらい、ウィンナーを小さな卵焼き用のフライパンで焼いてもらっていました。小さなフライパンとはいえ、3歳の女の子にとっては重いです。フライパンを持ち上げたり、動かしたりするのも大変そうでした。

柄の手元に近い部分を持てば軽くなるのを肌で感じたのか、娘の手は徐々に根元付近に移動していました。しかし、当時はその動作を気付いてあげられませんでした。

気付いたときには、娘の手は柄のプラスチック部分を超えて、鉄の部分をギュッと握ってしまったのでした。

もちろん、手のひらを大やけどです。あまりの痛さに驚いたのか泣きませんでした。親にしてみれば泣かない方が怖いです。

病院に急いで駆け込みました。診断の結果は、全治二週間。後から知ったのですが、駆け込んだ皮膚科の先生は、やけど治療が得意だそうで、やけどの痕が残らずキレイに治りました。本当に不幸中の幸いでした。

子どもは集中すると周りが見えなくなる

フライパンは熱い、鉄の部分は熱い、というのは、娘はしっかり理解していました。しかし、ウィンナーを焼くのに夢中になって忘れてしまったようです。

子どもの集中力はすごいです。いったん集中してしまうと、他のモノが目に入らなくなります。そのときが1番危険です。

身を持って怖さを体験したこともあって、今では熱いモノに対する警戒心は高くなったようです。

ちなみに、やけどしたときに使っていたフライパンは、妻も娘も使いたがらず、パントリーに眠っています。

そろそろ、子ども包丁にデビューしたい!

野菜はステーキ用のナイフで切ってもらっています。昔からお料理を手伝うのが好きだったので、野菜を切るのは手慣れたものです。そろそろ、子ども包丁のデビューを考えています。

第1候補は、切れ味満点の本格派です。

コメント欄を見ていると、早いご家庭では3歳から持たせているといった書き込みも。将来有望そう。切れ味も良いらしく(子どもに持たせるには微妙か?)、レビュー評価が高いです。

第2候補は、プラスチック製の包丁の形をしたナイフです。

この商品は、NHKおはよう日本「まちかど情報局」で紹介されたそうです。ぱっと見ではおもちゃにしか見えないのですが、りんごやきゅうりも切れるそうです。それなのに、刃先を握っても手が切れないというのが特徴です。

対極に位置する子ども包丁なのですが、悩んでます。夫婦で話し合って今晩中には結論を出すつもりです。

一緒に料理するのは大変、時間と根気が必要

娘のお料理歴も1年半くらいなったと思います。今では野菜を切ったり、フライパンで炒めたり卵を割ったりすることが、できるようになりました。

妻が娘と料理している光景を何度も見てきました。娘が新しいことに始めたときでも、駄目とは言わず、娘のそばでじっと見守っています。夫婦で決めたこととはいえ、妻の辛抱強さには頭が下がる思いです。

それに引き替え、僕は「それ駄目だよ、こうするんだよ」と娘が手伝っている最中に、口を出してしまうことがあります。もっとドシッ構えて見守ってあげれば良いのに、子ども相手に完璧を求めて、どうするんだよって反省することが多いです。

料理に限らず、子どもにモノを教える、育てるというのは時間と根気が必要です。じっと辛抱するのは単純なようでが、実は大変なことです。

だから、ちょっとの成長でも気付くと、温かな幸せな気分になれるのだと思います。

先日、娘からうれしいこと言われました。記念にメモっておきます。

「〇〇(娘の名前)ね、大きくなったら、パパのご飯を作ってあげるね。」

成長が楽しみです。

おしまい。

スポンサーリンク
おすすめの記事