子どもの算数嫌いで悩む前に読んでおきたい本

RISU Japan代表取締役の今木知隆(いまきともたか)氏の著書「10億件の学習データが教える理系が得意な子の育て方」を読みました。

この本には、今木氏の算数に対する考えが、10億件の学習データがもとに分かりやすく解説されています。

「10億という大量のデータ」は、 RISU算数というタブレット教材サービスから集められました。そのため制度の高いデータといえます。

私事ですが理系大学出身です。算数について同じように考えていた部分が多く、とても共感できてスラスラ読めました。子どもが算数嫌いでどうしようか…と考えておられる親御さんには、ぜひ読んでもらいたい本です。

正直な話をすると、この本を読み終わる頃には、RISU算数を契約したくなってしまうかもしれません。その点は覚悟して読む必要があります!

それでは本書を読んで特に印象に残った部分を引用を交えて紹介しますね。

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「暗記が得意」な子は要注意

「暗記が得意」という子も要注意です。算数の基本が分かっていなくても、「このような問題は、こう解く」とパターンで覚えてしまうために、良い成績が取れたりします。

暗記が得意な子は、パターンで覚えてしまっているため、理屈を理解していないのけど、パターンに当てはめて簡単に解いてしまいます。学校の宿題など、注意して丸付けしなければ見逃してしまいます。

うちの子がそうだったのですが、算数の「増えたり、減ったり」などの問題で発覚しました。増えた数なのか、減った数なのかをまったく理解していなかったので、問題の出し方を少し変えただけで詰まります。

見抜き方のコツは、ときどき違う角度から問題を出してみるとかです。

RISU算数は10,000もの問題が準備されています。

データが示す残酷な真実

データが示す一番残酷な真実かもしれませんが、算数はあとから、漠然と勉強しても追いつくことはできません。

同感です。算数は積み重ね。足し算が分からなければ、九九は覚えられても理屈が分かりません。理屈が分からなければ単なる丸暗記です。丸暗記の先には何も積み上がりません。

算数は学年ではなく単元、つまりまとまりです。小学生の問題は大きく分けて、下記になります。

  1. 2〜3桁の位の理解(小学1〜2年生)
  2. 図形の組立 立体の基礎(小学2年生)
  3. 目盛りの読み方(小学2年生)

算数が分からなくなったら、思い切って戻って学習するしかないのです。学年単位で戻るのではなく、単元単位で戻るのが一番です。

RISU算数のタブレット教材は、まさに単元単位の学習になっています。

勉強は時間ではなく時間の取り方

短時間型と長時間型とを比べると、実に10%も学習の進度(スピード)に差が開きました。つまり、短時間型のほうが、長時間が頼りも効率がよいということです。

こういったデータは本当に役立ちます。忙しい平日は何もしないで、週末に一気に復習するというご家庭も多いと思いますが、この方法は効率が良くないそうです。

1回の勉強時間は、20分くらいは確保して毎日行うのが一番効率が良いとのデータがありました。

RISU算数のタブレット教材は、ちょっとした空き時間に手軽に始めらるので、毎日のコツコツ勉強にもってこいです。

算数が得意だと思い込ませる

できたところに注目して、「算数が得意」という気持ちを持たせることのほうが、苦手に注目するよりもずっと効果的です。

宿題の丸付けをしているときに「算数得意だよね」というのが口癖です。算数は嫌いになってしまうと克服が難しいです。実はいうと私がそうでした。だから、子どもには苦手意識は絶対に持たせたくないと思っています。

RISU算数は、実力に合わせた問題で100点を取らせながら、学習を進めていくように作られています。ある意味、その子の学力に応じたオーダーメイドの問題が次々と出題されます。

正解を積み重ねて自信を付けて「算数が得意だ」と思うようになれば、学習意欲もぐんぐんと上がって、さらに算数が好きになるという仕組みです。

速く解くという呪いから解放されよう

問題に対して自分でちゃんと考えること。それこそが、算数の力を磨くということであり、考える力を磨くことでもあります。

子どもには「時間いっぱい使って正確に解きなさい」と話しています。先述しましたが算数は丸暗記してはいけません。パターンに当てはめて解けば良いというものでもありません。

算数の問題を解くには3つのステップが必要です。本にも同じことが書かれていました。

  1. 現状を把握する
  2. 方法を考える
  3. 解決する

特に1と2のプロセスが重要です。たとえば文章問題であれば音読させるだけで、問題の理解度が格段にあがります。1度、試してみてください。

本書の内容を手軽に実践する方法

ここまでご覧になられて、いかがでしたでしょうか?

私は読み応え満載で参考にしたい箇所が多くありました。

「10億件の学習データが教える理系が得意な子の育て方」の気になる箇所

「10億件の学習データが教える理系が得意な子の育て方」の気になった箇所

もし少しでも興味を持たれましたら「10億件の学習データが教える理系が得意な子の育て方」をぜひお読みください。子どもが算数嫌いにさせないための考え方が満載です。

本書の内容を実践できれば、算数が得意な子になることができると思います。

書いてあることは分かるけど、ちょっと難しそう…と思われたら、RISU算数のタブレット教材を調べてみてください。本書の内容を手軽に実践できます。詳しくは下記をご覧ください。実際に試してみて良かった点と悪かった点をまとめています。

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RISU算数は、本ブログ経由でのお申込みなら、先着50名様限定でに1週間の特別お試し利用(1980円+税)が可能になります。
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おしまい。

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